活気ある冬の終わり
一年で最も寒い時期である2月には、体を動かし、重ね着をして暖かさを保つ必要があります。季節のイベントとして、札幌の雪まつりなどが有名です。スノースポーツは雪の多い時期を過ごすのに最適のアクティビティであり、日本のトップクラスのスノースポーツエリアは2月はほとんどの間、非常に良い雪質や雪量を保っています。
お出かけ前に知っておくべきこと
- 東京と大阪や広島などの都市部では稀に雪が降ることがあります。歩きやすい靴を履いてください
- 北海道、長野、新潟は最も人気のあるスノースポーツの旅行地です
- さっぽろ雪まつりは大勢の人で賑わうので、宿泊の予約は早めにするとよいでしょう


2月、日本の寒い地域では雪景色と雪の芸術が見られます
冬から春へ
日本には4つの季節があり、春、夏、秋、冬のそれぞれに特徴があります。また不思議なことに、日本の暦(昔ながらのカレンダー)では、春は2月4日頃から始まります。けれど、気を付けてください。日本で、2月はまだ非常に寒い地域や、雪が降る地域があります。天気を見て、適切な服装をしてください。
心を温める冬のイベント
さっぽろ雪まつり は日本の冬をテーマにしたイベントの中でもまぎれもなく最高のお祭りで、毎年200万人以上の人が訪れます。主な魅力は複数の会場に作られた膨多数の氷と雪の彫刻ですが、それだけではありません。数え切れないほどの屋台で食べ物や飲み物が提供され、気温が下がっても気分は盛り上がります。同じようなお祭りでも混雑が少ないものとして、秋田で行われる横手の雪まつり(https://www.japan.travel/en/spot/443)、新潟の十日町雪まつり 、青森の弘前城雪燈籠まつり が挙げられます。

横手の雪まつりではスノーキャンドルが柔らかい光を放ちます
まったく別のことに興味があるなら、岡山 の西大寺会陽(裸祭り)をチェックしてください。ふんどしを締めた数多くの男性が、幸運を授ける宝木を手に入れようと、壮絶な争いを繰り広げます。これは、百聞は一見に如かずを表す典型的な例です。せめぎあい、息をのむようなドラマ、あっという間に変わる幸運、裸の肉体があちらこちらで見られます。素晴らしい催しものです!
世界トップクラスのスキー
日本は山が多く降雪量も多いため全国にスキーリゾートがありますが、日本ではスキーと言うと、当然のこととして北海道 を思い浮かべる人は少なくありません。これにはそれなりの理由があります。ニセコ とその近くの ルスツ とキロロ は、日本で最高のスキーリゾートの1つです。高品質のパウダースノー、ロングラン、ゲレンデ外での楽しみも豊富で、これらがすべて人気を作り上げています。


ルスツの新しいシュプール跡と美しい景色
中部日本の高山の恵み
長野県は標高が高く、アルペンスポーツ文化を持つため1998年の冬季オリンピック開催地となったのは当然のことでした。白馬 には八方尾根(オリンピックレベルのコースあり)など有名なスキーリゾートがいくつかあり、海外からも多くのスキーヤーが訪れます。他に、県の北東部にある志賀高原 には素晴らしいスキーリゾートが数多くあり、すべてのリゾートで使用可能なパスも発行されています。日本の皇族もここでスキーを楽しみます。日本海側に所在する新潟 には妙高杉ノ原スキー場 やAKAKAN(赤倉観光リゾート)などの主なリゾートがあり、どちらも訪れる価値があります。

寒さを回避する
冬の天候が好きでなければ、さまざまな屋内の選択肢から選ぶことができます。銀座の歌舞伎座 では、熱気あふれる中で伝統的な舞台芸術を楽しむことができます。 デパートで腰を落ち着かせてもいいでしょう。他のすべてがだめであっても、天然温泉に体を沈めれば、昔ながらの方法で温まることができます。

群馬県の草津は人気の温泉街です
他に、暖かい気候を求めて南に行くのもいいでしょう。沖縄 は2月上旬になると気温は摂氏15〜20度となり、既に桜の季節の真っ只中です。本州に近く、新幹線で簡単にアクセスできる九州 は比較的温暖で、日本で最も有名な温泉街の1つである別府 があります。

九州の南端にある鹿児島
春の始まり
寒さにもかかわらず、2月は生まれてくる活力と新たな始まりというテーマがあります。月の後半は比較的暖かくなり、春の訪れを告げる梅の木が咲きます。 茨城 の偕楽園 、東京 の小石川後楽園 、京都 の北野天満宮 、福岡 の 太宰府天満宮 などが見どころです。

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