日本三大山車祭りで曳山に乗った子供たちが演じる歌舞伎を楽しむ
滋賀県彦根 に近い長浜で、4月中旬に「長浜曳山祭」が開催されます。この祭りでは、子供歌舞伎が奉納されます。この祭りは長浜八幡宮 の境内から始まります。祭りの日に訪れると町中で様々な催しが開かれています。
おすすめ
- 長浜八幡宮を背景に催される演劇の鑑賞
- 40分に及ぶ子供たちの演技の鑑賞
- 祭り期間中以外でも、長浜市曳山博物館で実物の曳山を見学
アクセス方法

町中で行われる歌舞伎
由来書によると「長浜曳山祭」は400年以上前に、長浜の城主であった豊臣秀吉の男子誕生を祝って始まったといわれています。それ以来、長浜の地域の人々は祭りを地元の誇りとして、大きく壮麗な曳山と呼ばれる山車を維持管理してきました。また日本で行われる他の山車行列と異なっているのは、長浜の曳山が素晴らしい子供歌舞伎(子供が演じる歌舞伎)の動く舞台として使われている点です。
子供中心の舞台
子供歌舞伎の花形役者は、5歳から12歳の男の子たちです。子供たちは、学校の休みの日に衣装や顔ごしらえと共に歌舞伎の演技を上達するよう厳しい稽古を重ねます。
毎年4月14日と15日には、この町にある曳山のうち4基がくじで選ばれます。これらの曳山は、子供たちが名人芸を披露している間、町中を通り抜けます。移動していない時は、子供たちはポーズを取って申し分のない写真撮影の機会を与えてくれます。
ユネスコ無形文化遺産に指定
「長浜曳山祭」は日本三大山車祭の一つで、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。この祭りの主要な行事は4月14日と15日に行われますが、4月中の他の行事についてはお問合せください。祭りの期間中に長浜 を訪れることができなくても、長浜市曳山博物館ではいつでも曳山を見学しこの伝統や慣習について学ぶことができます。
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