─[ご関係者様各位]─
皆さん、こんにちは。
今年も残すところわずかとなりました。皆様年の瀬を迎えご多忙の日々をお過ごしのことと存じます。12月に入り、ハノイも最低気温が10度を下回る日もあり、一気に冬が訪れました。
先日発表された最新の訪日外客数において、11月のベトナムからの訪日外客数は単月で50,200人(前年同月比7.3%)、2024年1月~11月までの累計では581,100人(前年同期比8.2%)となり、12月を待たずして昨年一年間の訪問者数573,916人を超え、過去最高を記録しました。これもひとえにベトナム・日本双方の観光関係者様のご協力による成果だと思っております。 心より感謝申し上げます。
2025年も皆様と連携を深め、訪日外客数の増加だけでなく、地方誘客に向けた訪日プロモーション活動に取り組んでまいります。引き続きご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
どうぞ良い年をお迎えください。
ハノイ事務所
松本 二実
JNTOからの最新ニュース
【1】旅行会社を対象とした「JNTO訪日旅行商品企画コンテスト2024」結果発表!
JNTOハノイ事務所は、ベトナム人旅行者を魅了する新しい訪日旅行商品の企画促進を目的とした、旅行会社向け「JNTO訪日旅行商品企画コンテスト2024」を開催しました。当コンテストには、全国から27社76商品の応募があり、最終的に“地方性”・“テーマ性”・“独自性”が高い18商品を選出いたしました。
当コンテストで入賞した商品を企画した旅行会社を対象に、広告支援費用総額約10億ベトナムドン(約600万円)を提供し、共同広告を展開、訪日旅行商品の販売強化に繋げていく予定です。
【2】11月: 3,187,000 人 累計で 2019 年を超え過去最多
JNTOは、2024年12月18日に2024年11月の訪日外客数を発表しました。
・11月全体: 3,187,000人
・ベトナムからは 50,200人 2019年比:19.8%増、2023年比:7.3%増
11月の訪⽇外客数は、3,187,000人で、前年同月⽐では 30.6%増、2019年同月⽐では 30.5% 増と、同月として過去最高を記録しました。また、11 月までの累計は 33,379,900 人となり、これまでの過去最高であった2019年の年間累計を上回り、過去最多となりました。航空便数が2024年冬ダイヤ時点において2019 年と同等の水準まで回復しているなか、先月に引き続き紅葉シーズンによる訪⽇需要の高まりにより、中国、韓国、台湾、米国などで前年同月に⽐べて訪⽇外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となりました。
ベトナムからの訪日者数は50,200人となり、1月から11月までの累計では581,100人になりました。2023年との同期比でも8.2%増となり、昨年記録した573,916人を上回り、11月時点で過去最多の訪日者数を記録しています。
ベトナム市場 旅行業界ニュース
【1】2024年の信頼性の高い旅行会社トップ10が発表
Vietnam Report社は、2024年の信頼性の高い旅行会社トップ10とホテル・リゾート部門トップ5を発表しました。同ランキングは昨年に続き2回目の発表となり、財務能力やメディアの信頼性等に基づいて旅行会社、ホテル・リゾートをランク付けしたものとなります。旅行会社部門では、Vietravel社が2連続1位を獲得しました。
【2】1~11月期の訪越外国人訪問者数は前年同期比で41%増加
統計総局(GSO)の発表によると、2024年11月の外国人訪問者数(推定値)は前年同月比38.8%増の171万1512人でした。これにより、1~11月期の外国人訪問者数は1583万6661人となり、前年同期比では+41.0%増加しています。トップは韓国で約413万人、日本は全体5位の約65万人となっています。
【3】北海道とベトナム航空、国際定期路線の開設目指し連携・協力
北海道内7空港の運営などを手掛ける北海道エアポート株式会社(北海道千歳市)と北海道及びベトナム航空は12月6日、北海道とベトナムを結ぶ国際定期路線の開設を目指し、連携と協力に関する覚書を締結しました。
【4】ベトナム人、テト休暇の航空券代高騰により国内旅行を避ける傾向に
テト休暇期間中の国内主要観光地への航空運賃が、通常日の2倍、昨年比で15%値上がりしていることから、多くのベトナム人観光客は国内旅行を避け、一部は海外旅行を優先する可能性が高いとの見方もあります。
大手旅行会社が販売する訪日旅行商品 (一例)
旅行会社が販売する訪日商品例のご紹介です。旅行会社によると前年と比較してマーケットの動きが鈍く、訪日旅行においても直前予約が多くなっていることから、現在も年末年始ツアーを販売している会社も多数あります。今冬は、高山・白川郷や北海道商品が多くなっているのが特徴です。ようやく春先商品も展開され始めましたが、いまはテト(旧正月)期間中の商品プロモーションが主流となっています。
●Lữ Hành Việt
大阪・白川郷・山梨・埼玉・東京(6日間) 33,880,000VND (約202,000円)
●Maytrip
千歳・ニセコ・札幌・紋別・旭川(6日間) 48,900,000VND (約292,000円)
他政府観光局等のプロモーション事例
【1】韓国観光公社(KTO) は、乗継ぎ外国人旅行者を対象とした査証免除トランジットツアーを紹介
韓国観光公社(KTO)は、外国人旅行者が韓国国内での乗継ぎ時に、専用トランジットツアーに参加する場合は査証が免除される制度「Free Transit Tour & K-Stopover Tour」を紹介しました。ベトナム人旅行者でも、当ツアーに参加する場合は査証申請不要で韓国に入国ができる制度となっています。
【2】台湾観光局は、ベトナムの旅行会社と提携した特別優待プログラムを展開
台湾観光局は、ベトナムの旅行会社と提携し、4人グループを対象とした特別優待プログラムを実施しています。対象期間は2024年9月1日から12月31日までとなっており、ベトナム発の台湾ツアーを提携旅行会社経由で申し込む場合に適用され、4名のツアー申込みをした場合、1人分は無料となります。
【3】ハノイで「広西観光文化交流セミナー」が開催
11月27日、広西チワン民族自治区宣伝委員会、広西文化観光局、中国文化センター、ベトナム・中国文化交流センターの共催で、「広西観光文化交流セミナー」ハノイで開催されました。また、当セミナーでは両国の旅行会社間で旅行商品開発連携の覚書も締結されました。
Facebook&Instagram投稿事例
JNTOハノイ事務所が運営するソーシャルメディアにおける最近の人気投稿例
11月において「いいね」数を多く獲得したFacebookおよびInstagram投稿を紹介します。
日本の寺院を好むベトナム人は多く、寺院と真っ赤な紅葉とのコラボレーションは、高いエンゲージメントを獲得しました。
イチョウの雄大さと少女のイメージが対照的な一枚となっており、本投稿は多くのエンゲージメントを得ました。
色づく山や森、波打つ湖面といった雄大な景色は多くのファンをときめかせ、高いエンゲージメントを得ました。
その他のトピックス
【1】2024年1~9月期の労働者平均月収850万VNDに上昇
労働傷病兵社会省によると、2024年1~9月期の労働者の平均月収は850万VND(約5万1000円)で前年同期比7.7%増、金額にして61万1000VND(約3700円)増加したと発表しました。9月末時点の全国の労働力人口は約5270万人で、6月末から11万4000人超増、前年同月比では約23万9000人増加しています。産業別の労働者数構成では、サービス業が40%超で最大、続いて工業・建設業、農林水産業の順となっています。
Văn phòng Đại diện Cơ quan Xúc tiến Du lịch Nhật Bản tại Việt Nam
Địa chỉ: Phòng 4.09, tầng 4, tòa nhà CornerStone, 16 Phan Chu Trinh, Hoàn Kiếm, Hà Nội, Việt Nam
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