─[ご関係者様各位]─
皆さん、こんにちは
遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様もご存知のことと思いますが、1月15日に2024年の年間訪日外客数(推計値)が発表されました。おかげさまで、ベトナムからの訪日外客数は621,100人となり、対前年比8.2%、2019年比では25.5%と2年連続過去最高を記録しました。
査証取得のハードルがあるなか、これだけのベトナム人の方に日本を訪れていただけたことは、観光関係者の皆様のご尽力の賜物です。いつもご支援いただき、本当にありがとうございます。
2025年はコロナ過を経て旅行リベンジ需要のあった過年度のような訪日客数の増加とはいかないまでも、大阪・関西万博開催の年となり、ベトナムからの訪日客数が増えることを期待しています。他方、当地でもオーバーツーリズムに関する懸念や相談は増えており、今まで以上に地方誘客を念頭にプロモーションを展開してまいります。
引き続き、皆様と連携を強化し関係を深めながらより効果的な訪日プロモーションを実施してまいりたいと思いますので、ハノイ事務所へのご意見、ご要望などございましたらいつでもご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
ハノイ事務所
松本 二実
JNTOからの最新ニュース
【1】旅行会社および航空会社と連携した共同広告を展開中!
JNTOハノイ事務所は、12月より越系航空会社2社(Vietnam Airline・Vietjet Air)および旅行会社向け「JNTO訪日旅行商品企画コンテスト2024」で入賞した旅行会社16社と連携した共同広告を展開しています。2025年も良いスタートを切るために、1月のテト(旧市正月)から3月以降の桜シーズンにかけて、日本行航空券と訪日旅行商品の販売を強化をしてまいります。
Vietjet Airとの共同広告
Vietravelとの共同広告
【2】12月:3,489,800人、単月として過去最高を記録
2024年計:36,869,900人、年間で3,600万人を突破し過去最多
JNTOは、2025年1月15日に2024年12月の訪日外客数を発表しました。
・12月全体: 3,489,800人
・ベトナムからは、40,000人 2019年比:30.7%増、2023年比:8.0%増
・2024年総計:36,869,900人
・ベトナムからは、621,100人 2019年比:25.5%増、2023年比:8.2%増
12月の訪日外客数は3,489,800人で、前年同月比では27.6%増、2019年同月比では38.1%増と過去最高であった2024年10月の3,312,193人を上回り、単月過去最高を記録しました。<wbr></wbr>スクールホリデーのほかクリスマス・年末年始に合わせた旅行需要の高まりが多くの市場で見られ、1964年の統計開始以来、初めて単月として340万人を突破しました。
ベトナムからの訪日者数は40,000人、2024年の総数は621,100人となり、2年連続で過去最高を記録しました。割安かつ査証免除・取得が容易な東南アジアや中国等への旅行需要の高まり、9月にベトナム北中部に直撃した大型台風による観光需要の低下等あるものの、訪日外客数は12月として過去最高を記録しました。
ベトナム市場 旅行業界ニュース
【1】ベトナム人の旅行需要、2025年も継続の見込み
Agodaが10月にベトナムを含むアジア11市場で1,000人以上を対象に実施した調査によると、調査対象となったベトナム人のうち、29%が2025年に旅行費を増やす予定で、61%が今年と同じ予算を確保していると回答しており、2025年のベトナム人の旅行需要は堅調に推移する見通しです。
【2】2024年の訪越外国人者数、前年比+39.5%増
統計総局(GSO)の発表によると、2024年12月の外国人訪問者数(推定値)は前年同月比27.4%増の174万7240人でした。これにより、2024年の外国人訪問者数は1758万3901人となり、前年比では+39.5%増加となりました。トップは韓国で約456万(前年比:27.1%増)、日本は全体5位の約71万人(前年比:20.7増)となっています。
大手旅行会社が販売する訪日旅行商品 (一例)
旅行会社が販売する訪日商品例のご紹介です。旅行会社によると、テト期間(1/25~2/2)前後の訪日旅行商品の販売は好調のようです。販売商品はゴールデンルートが中心ですが、今年のテトは1月であるため、北海道や中部地方(高山・白川郷)など雪のコンテンツを含む商品も多くなっています。また、春の桜商品も本格的に展開されており、今後の集客が注目されます。
●Transviet 東京・富士山・名古屋・京都・大阪 (6日間) 32,990,000VND (約204,000円)
●Flamingo Redtour 大阪・京都・白川郷・長野・富士山・東京(6日間) 35,900,000VND (約222,000円)
他政府観光局等のプロモーション事例
【1】韓国観光公社 は、「韓国への旅行は安全」と宣言
韓国観光公社(KTO)ベトナム事務所は、2024年12月4日に起きた戒厳令の緊急事態は解除され、韓国の市民の日常生活が通常通りに戻り、すべての観光および経済活動に影響がないと公式文書を発表しました。本文書で旅行制限に関する警告措置は必要ないと強調しています。
【2】中国、トランジットビザ期間を10日間への延長を発表
中国国家移民管理局は、無料トランジットビザの有効期間を従来の72~144時間から240時間(10日間)に延長したと発表しました。中国を経由して第三国(または地域)に渡航する際に、24省にある60の入国管理拠点でビザなしで中国に入国、最大10日間の観光が可能です。
【3】台湾・高雄市観光局がVietravelと連携したイベントを実施
台湾・高雄市観光局は、大手旅行会社Vietravelと連携し、観光振興と発展を目的としたイベントを開催しました。参加した同社代表者や招請旅行会社は高雄市の文化的、歴史的、景観的な主要観光スポットを視察しました。
Facebook&Instagram投稿事例
JNTOハノイ事務所が運営するソーシャルメディアにおける最近の人気投稿例
12月において「いいね」数を多く獲得したFacebookおよびInstagram投稿を紹介します。
白い雪に覆われた伝統建築物が美しく、また町の中心を流れる川が穏やかな雰囲気を表現している本投稿は、高いエンゲージメントを得ました。
寺院の独特な建築と巨大なイチョウの木が美しい光景を作り出しており、本投稿は高いエンゲージメントを獲得しました。
雄大な雪景色の中でゆったりとした時間が流れる様子が感じとられる投稿は、高いエンゲージメントを獲得しました。
その他のトピックス
【1】ベトナム政府、25年GDP成長率+8.0~10%達成を目指す
ベトナム政府は、2025年の国内総生産(GDP)成長率を国会目標の+6.5~7.0%を上回る+8.0~10%とする方針を発表しました。+8.0%以上のGDP成長の目標達成に向けて、体系的な法制度の整備やマクロ経済安定化、国営企業の経営効率化、戦略的インフラの開発などを推進していく計画です。なお、ベトナム統計総局の発表によると、2024年の国内総生産成長率(推定値)は前年比7.09%で、前年から大きく加速し、国会目標の6.0~6.5%を超えています。
【2】ベトナムの人口は1.01億人超 東南アジア3位
ベトナム統計総局(GSO)が先般発表した中間国勢調査の結果によると、2019年からこれまでに、ベトナムの人口増加率は出生率の低下に伴い鈍化していますが、人口規模は年間平均100万人増のペースで増加しています。2024年4月1日時点における全国人口は1億0111万人で、東南アジアではインドネシア、フィリピンに次ぐ3位。世界では16位の人口規模となっています。
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