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「日本人向けニュースレター」2025年12月号 訪日観光ニュースレター

─[ご関係者様各位]─

 みなさん、こんにちは。
 2025年も残すところわずかとなり、年の瀬を迎え、皆様におかれましてはお忙しくお過ごしのことと存じます。

 本年のベトナムを振り返りますと、省庁の再編に始まり、7月の省市統合、さらに9月から11月にかけての記録的な豪雨災害など、訪日旅行にとって必ずしも追い風とは言えない状況が続きました。

 しかし、昨日発表された訪日外客数によりますと、ベトナムからの訪日者数は11月までの累計で634,800人となり、12月を待たずして2024年の実績を上回ることができました。これもひとえに皆様のご協力のおかげです。心より御礼申し上げます。

 少し早いご挨拶となりますが、本年も大変お世話になりました。
来年も皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

JNTOハノイ事務所

松本 二実

 

JNTOからの最新ニュース

【1】九州の魅力を体感  ベトナム人旅行会社が九州の観光地を視察

    JNTOハノイ事務所は、2025年11月30日~12月6日の7日間で、地方誘客の拡大および九州地方の新規訪日商品の造成を目的として、訪日旅行商品に強い旅行会社8社の商品造成担当者を招請し、九州の観光地視察を実施しました。

 参加されたベトナム大手旅行会社Saigon Tourist副局長からは「九州への集客強化には知名度向上のための観光プロモーションが鍵」とのコメントが寄せられました。

 今回の取り組みを通じて、九州の多彩な観光資源を活かした新たな訪日旅行商品の造成を期待しています。

主な視察地:シーサイドももち、E-ZO FUKUOKA、大宰府天満宮、光明禅寺、宝満宮 竈門神社、中洲ナイトクルーズ、南蔵院(福岡県)、桜の馬場 城彩苑、熊本城、黒川温泉(熊本県)、水前寺成趣園、天岩戸神社・天安河、高千穂峡(宮崎県)、九重夢大吊橋、地獄めぐり、みょうばん湯の里、金鱗湖、湯の坪街道(大分県)

 ※掲載写真は大宰府天満宮で絵馬掛けを見学した場面とE-ZO FUKUOKA内のチームラボフォレストを体験した時の様子です。

 

【2】11月: 3,518,000人、累計で過去最⾼を更新

JNTOは、2025年12月17日に2025年11月の訪日外客数を発表しました。
  ・11月全体: 3,518,000人

  ベトナムからは、51,800人 (2024年比:3.2%増)

 11月の訪⽇外客数は3,518,000人で、前年同月比では10.4%増となりました。11月までの累計では39,065,600人となり、年間で過去最高を記録した2024年の36,870,148人を上回りました。11月は紅葉シーズンの後半となり、欧米豪・中東を中心に高い訪⽇需要が⾒られたこと等もあり、東アジアでは韓国、台湾、東南アジアではマレーシア、インドネシア、欧米豪では米国、カナダを中心に訪⽇外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となりました。 韓国や米国、台湾など19市場で11月として過去最高を記録し、11月までの累計では17市場で年間での過去最高を更新しました。また、米国が初めて累計300万人を突破し、中国、韓国、台湾に次ぎ4市場目となる年間で300万人を超えた市場となりました。
 ベトナムからの訪日者数は、51,800 人(前年同月比3.2%増)でした。経済の先行き不透明感による海外旅行需要の減少や豪雨の影響があるものの、ハノイ~広島間、ハノイ~中部間の増便等による航空座席数の増加等の影響もあり、訪日外客数は11月として過去最高を記録しました。

報道発表資料はこちら

 

ベトナム市場 旅行業界ニュース

【1】ベトジェットエア 広島-ハノイ線 2025 年12月20日から 週4往復へ増便 

ベトジェットエアが運航する広島-ハノイ線は、2024年5月に週2往復で新規就航し、 同年11月からは週3往復(火曜日・木曜日・日曜日)で運航していますが、2025年12月20日より土曜日の運航分が追加され週4往復へ増便されます。

詳細はこちら

 

【2】2025年版「信頼性の高い旅行会社」ランキングが発表

Vietnam Reportは、2025年の「信頼性の高い旅行会社、ホテル、リゾート、旅客輸送企業ランキング」を発表しました。評価は①財務力、②メディア評判(Media Coding)、③市場・関係者調査の3基準に基づいており、旅行部門では、Top10にVietravel、SaigonTourist、BenThanh Touristなど、ホテルTop5には Sofitel Legend Metropole Ha Noi 、リゾートTop5には InterContinental Danang Sun Peninsula など、輸送Top5には Vietnam Airlines、Vietjet、Vietnam Railways などが選ばれました。

詳細はこちら(ベトナム語)

 

【3】ノイバイ国際空港T2ターミナル、12月19日より拡張エリアを本格運用

   ハノイのノイバイ国際空港T2ターミナルが、18か月の工事を経て12月19日に拡張オープンされます。これにより年間処理能力は1,000万人から1,500万人へ拡大し、深刻化していた混雑が緩和される見込みです。

 新エリアでは、チェックインカウンターが96→144台に増強されるとともに、セルフチェックイン機も24台導入、保安検査場は3か所体制になり、搭乗ゲートは30ゲートへ大幅拡張されます。また、3DX線スキャナー・ボディスキャナー・自動ゲート といった最新設備を導入し、「スマート空港」化を本格的に推進しています。環境面では、緑化スペースの拡充や家族向け設備、祈祷室、アロマ導入など快適性も向上されます。今回の拡張により、ノイバイ空港は首都の国際ゲートウェイとしての利便性と競争力が拡大されるようです。

詳細はこちら(英語)

 

大手旅行会社が販売する訪日旅行商品 (一例)

旅行会社が販売する訪日商品例のご紹介です。 ベトナムは年末年始の休暇が少ないため、12月は閑散期です。ゴールデンルートが主力商品となっていますが、今年は北海道、東北、中国、九州などの地方商品の取扱いが増加傾向にあるのが特徴です。また、年が明けるとベトナム最大級のテト休暇に向けた動向が注目されます。

●HVN Travel 【ハノイ発】大阪-京都‐富士山₋東京 5日間  34,990,000 VND~ (約206,000円)

 

●Gina Tour【ホーチミン発】愛媛–広島–岡山–兵庫 6日間 23,990,000 VND~(約141,500円)

 

他政府観光局等のプロモーション事例

【1】韓国観光公社はベトナム航空と協力し、KOL向けの韓国文化を体験するFAM TRIPを実施

韓国観光公社は、ベトナム航空と協力し、Lý Thành Cơ、SunHT、Hoa hậu Thanh Thuỷ、Gia đình Cam Cam、Khánh Huyền、Hoàng KUなどのKOLを招き、韓国文化を体験するK-Culture FAMTRIPを実施しました。

 ツアー内容は明洞でのグルメ体験やソウルの若者に人気の聖水洞ポップアップショップ巡りなど、ゲーミング施設体験、漢江クルーズなどで、KOLによる韓国の多様な観光資源の情報発信を行いました。

詳細はこちら(ベトナム語)

 

【2】タイ国政府観光庁は最新の英語版ガイドブック「SAWASDEE THAILAND」を公式サイトで公開。

タイ国政府観光庁(TAT)は最新の英語版ガイドブック「SAWASDEE THAILAND」を公式サイトで公開しました。このE-では、旅行者に新しい視点や旅のインスピレーション、実用的なモデルコースを提供しています。

詳細はこちら(ベトナム語)

 

Facebook&Instagram投稿事例

JNTOハノイ事務所が運営するソーシャルメディアにおける最近の人気投稿例

11月において「いいね」数を多く獲得したFacebookおよびInstagram投稿を紹介します。

●垂水千本イチョウ園(鹿児島県)

日本の黄金の秋をきれいに写しており、明るい色と人物とのコントラストがとても印象的な本投稿は、高いエンゲージメントを獲得しました。 (オーガニックエンゲージメント数:8,171)

投稿はこちら

 

●大井平公園(愛知県)

日本の秋の魅力をよく表していて、鮮やかな紅葉、黄金の光、静かな風景が、あたたかさと落ち着いた雰囲気を漂わしている本投稿は、高いエンゲージメントを獲得しました。(オーガニックエンゲージメント数:4,790)

投稿はこちら

 

●教林坊(滋賀県)

鮮やかな紅葉に囲まれた伝統的な寺院を美しく捉えており、静けさと温かさを放っている本投稿は高いエンゲージメントを獲得しました。

(オーガニックエンゲージメント数:145)

投稿はこちら

 

その他のトピックス

【1】中国人観光客、12月2日よりベトナムでの「QRコード決済」が利用可能に

12月2日より、中国人観光客は日常的に使用されているモバイル決済アプリを使用して、ベトナムのQRコード(VIETQR Global)を通じた決済が可能になりました。スーパーマーケットやカフェ、観光施設等、全国で受け入れが開始されました。これは NAPAS・UPI・ICBC・Vietcombank などによる1年以上の技術連携の成果で、2026年初頭にはベトナム側の“逆方向決済”も運用開始予定となっています。年末の旅行ピークに向け、両国間の便利で安全な決済環境が大きく前進しました。

詳細はこちら(ベトナム語)

 

【2】ベトナム、2025年7月~9月のGDP成長率東南アジアで首位、タイの約7倍

2025年Q3のベトナムGDP成長率は8.23%でASEAN首位、タイ(1.2%)の約7倍を記録しました。製造業・サービス業を中心に幅広く成長が進んでおり、これに伴いStandard Chartered、HSBC、UOB、ADBなどの主要金融機関は相次いでベトナムの成長率見通しを上方修正しています。
 マレーシアは5.2% と堅調ながら慎重な見方が続く一方、タイは構造的停滞により低成長が続くなど、ASEANで成長の二極化が鮮明になっています。

詳細はこちら(ベトナム語)

 

Văn phòng Đại diện Cơ quan Xúc tiến Du lịch Nhật Bản tại Việt Nam

Địa chỉ: Phòng 4.09, tầng 4, tòa nhà CornerStone, 16 Phan Chu Trinh, phường Cửa Nam, Hà Nội, Việt Nam

Điện thoại: +84-(0)24-3719-5950

E-mail: vietnam_jnto@jnto.go.jp

Website: https://www.japan.travel/vi/vn/

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