─[ご関係者様各位]─
みなさん、こんにちは。
ハノイは長いテト休暇を終え、やっと日常が戻ってきました。
交通量も戻り大気汚染も世界トップレベルです・・・。
テト休暇(ベトナムの旧正月)はベトナムで一番長い連休となります。今年のテト休暇は政府が9連休を推奨したこともあり、1月25日(土)から2月2日(日)までの9日間の休暇をとる人が多かったようです。
ご存知の通り、ベトナムは日本と比較してあまり祝日がなく、2025年の連休はテト休暇の9日間(1/23-2/2)、南北統一記念日・メーデーの週末5日間(4/30-5/4)、ベトナム建国記念日の週末4日間(8/30-9/2)です。訪日旅行のピークシーズンは春の桜、秋の紅葉になりますが、連休を利用した訪日旅行も需要がありますので、皆様のプロモーションや受け入れの参考になさってください。
ちなみに、来年の旧暦の元日は2026年2月17日なので、テト休暇は2月14日(土)から22日(日)の9連休となることが予想されます。
ハノイ事務所
松本 二実
JNTOからの最新ニュース
【1】JNTO主催訪日旅行セミナー・交流会 in ホーチミン参加者募集
(申込締め切り:2月27日)
JNTOハノイ事務所は、2025年3月8日(土)~9日(日)にかけてホーチミン市で行われる「第10回 Japan Vietnam Festival(以下、JVF) 」関連イベントとして、2025年3月7日(金)にベトナムの旅行会社等を対象とした訪日旅行セミナー及び日本観光関係者との交流会を開催いたします。ホーチミン市内で訪日旅行を取扱う旅行会社が約30社集まるイベントになりますので、もしご関心ございましたら、是非ご参加ください。
イベント名:JNTO主催 現地旅行会社向け訪日旅行セミナー・交流会(仮称)
開催日時 :2025年3月7日(金) 10:00~12:30 予定
開催場所 :ホテル・ニッコー・サイゴン(ホーチミン市)
235 Nguyen Van Cu Street District 1 Ho Chi Minh City Vietnam
プログラム:(以下、ベトナム時間)
10:00~11:10 開会・来賓挨拶
現地旅行会社向け訪日観光セミナー
日本側参加者PR等
11:10~12:30 交流会(軽食形式のネットワーキングを予定)
※今後変更となる可能性がございます。
参加対象者:日本の地方自治体、旅行会社、宿泊施設、観光施設、DMC等
ホーチミンを中心とした現地旅行会社(約30社を予定)
【2】1月:3,781,200 人、単月過去最高を大幅に更新
JNTOは、2025年2月19日に2025年1月の訪日外客数を発表しました。
・1月全体: 3,781,200 人
・ベトナムからは、50,400人 2024年比:13.0%増
1 月の訪日外客数は 3,781,200 人で、前年同月比では 40.6%増となりました。過去最高であった 2024年 12 月の 3,489,800 人を大きく上回り単月過去最高を記録し、単月として初めて 370 万人を突破しました。2024 年は 2 月であった旧正月(春節)が今年は 1 月となり、アジアの多くの市場で旧正月に合わせた旅行需要の高まりがみられたほか、ウィンタースポーツ需要等により豪州や米国などを中心に前年同月に比べ、一層の旅行者数の増加があったことなどが今月の押し上げ要因となりました。
ベトナムからの訪日者数は50,400 人(前年同月比 13.0%増)でした。割安かつ査証免除・取得が容易な東南アジアや中国等への旅行需要の高まり等あるものの、ダナン~那覇間のチャーター便の運航や旧正月の影響もあり、訪日外客数は前年同月比を上回りました。
ベトナム市場 旅行業界ニュース
【1】ベトナム航空 2025年7月3日からダナン-関西線の運航を再開
ベトナム航空は、ベトナム-日本路線の2025年夏季運航スケジュールを発表しました。夏季運航スケジュールでは、7月3日より2019年以来となるダナン-関西線(週4便)の運航を再開されます。また、運航再開を記念して、ダナン-関西線の特別プロモーション運賃として往復3万2000円(燃油サーチャージ・諸税別)を設定し、2月15日より販売を開始しています。
運航スケジュール
VN337 関西09:30→12:25ダナン 月木金日
VN336 ダナン01:10→07:55関西 月木金日
機材:A321
【2】日本のインフルエンザ流行による訪日懸念の声多数もツアーキャンセルなし
2月上旬、台湾の人気女優バービィー・スー(徐熙媛)さんが、日本旅行中にインフルエンザ合併症を引き起こし死去したニュースは、ベトナム国内でも広く報道され、大きな衝撃を与えました。報道直後は、JNTOハノイ事務所にも多くの旅行会社から「日本は大丈夫なのか」という問合せがありましたが、現在は落ち着いています。
※2/17時点で、訪日ツアーの延期やキャンセル等の連絡はなし
【3】テト(旧正月)期間中の海外旅行者数は前年比大幅増
ホーチミン市観光局のレポートによると、ホーチミン市のテト期間中の海外ツアー予約者数は前年に比べて大幅に増加しました。今年の人気目的地上位は、中国、台湾、日本、韓国などの北東アジアが占める結果となりました。その他の人気目的地は、タイ、マレーシア、シンガポール、米国、ヨーロッパが挙げられます。同局は当該期間中の国内航空券価格が高騰したことが、海外旅行者数を押し上げた最大の理由のとして考察しています。
大手旅行会社が販売する訪日旅行商品 (一例)
旅行会社が販売する訪日商品例のご紹介です。テト以降から本格的に桜シーズンの商品展開が目立つようになりました。販売商品はゴールデンルートが中心となっていますが、地方空港(福島・鹿児島・出雲等)へのチャーター便も計画されきるなど、地方商品も徐々に増えてきています。旅行会社によると、対前年同期で売上が伸びているところが多いようです。今後の更なる販売・集客にき。
●Lua Viet tour
大阪・神戸・京都・名古屋・山梨・東京(6日間) 31,990,000VND (約190,000円)
●Vietravel【自社チャーター便利用】
福島・東京・栃木・茨城・水戸・福島(6日間) 27,990,000VND~ (約166,000円~)
他政府観光局等のプロモーション事例
【1】台湾地方都市がホーチミンで観光プロモーションイベントを開催
台東県と高雄市は、ホーチミン市で旅行会社向け観光プロモーションイベントを開催しました。現在、高雄市には、ホーチミン市、ハノイ、ダナンから直行便が多く運航されています。また、今年4月には台東県へのダナンからのチャーター便が予定されてい<るなど、ベトナム人の新たな海外旅行先として注目を集めています。
Facebook&Instagram投稿事例
JNTOハノイ事務所が運営するソーシャルメディアにおける最近の人気投稿例
1月において「いいね」数を多く獲得したFacebookおよびInstagram投稿を紹介します。
白い雪に包まれた古い町並みがノスタルジックで魅力的な風景を演出しており、本投稿は高いエンゲージメントを獲得しました。
色とりどりのだるまの画像と併せてその背景にあるストーリーを伝えることで、フォロワーの関心を引き、高いエンゲージメントを獲得しました。
青森県の冬の列車を紹介するこの動画は、編集も丁寧に行われており、英語字幕が付いているため、視聴者がより分かりやすく楽しめるようになっており、高いエンゲージメントを獲得しました。
その他のトピックス
【1】ベトナム政府、2025年GDP成長率目標+8.0%以上で調整
2月10日、グエン・チー・ズン計画投資相は国会常務委員会の会合で、2025年の国内総生産(GDP)成長率の目標を+8%以上に調整する案を政府が国会に提出したと明らかにしました。GDP成長率の内訳は、工業・建設業が+9.5%以上、加工・製造業が+9.7%以上、サービス業が+8.1%以上、農林水産業が+3.9%以上を想定しています。
【2】日本のベトナム人労働者数57.1万人、+10.1%増 国籍別最多
日本の厚生労働省は、2024年10月末現在の「外国人雇用状況」の届出状況を公表し、日本におけるベトナム人労働者数は前年比10.1%増の57万0708人となり、全体の24.8%を占め、前年に続き国籍別で最も多い国になりました。また、ベトナム労働傷病兵社会省傘下の海外労働管理局(DOLAB)の発表によると、2024年にベトナムから海外に派遣された労働者数は15万8588人(前年比0.87%減 )となりました。派遣先では、日本が7万1518人でトップを維持しており、次いで台湾(6万2282人)、韓国(1万3649人 )と続いています。
【3】ECサイト上位5社、24年売上高が前年比+37%増
電子商取引データを手掛けるMetricが発表した最新レポートによると、2024年におけるECサイト上位5社の売上高は前年比37.4%増の318兆9000億VND(約1兆9400億円)、販売商品数は同+50.8%増の34億2100万点へと急増しました。ECサイト上位5社は、Shopee、Lazada、TikTok Shop、Tiki、Sendoとなりました。また、商品のカテゴリー別でみると、売上高トップ3は、美容・コスメ、家庭用品・生活用品、レディースファッションであり、売上高伸び率が最も高かったのは食品で76.3%増となっています。
【4】世界長者番付にベトナムから5人選出
米経済誌Forbesが先般発表した最新の世界長者番付に、ベトナムから5人がランクインしました。ベトナム勢トップのVingroupブオン会長は、昨年4月の712位から839位へと大幅に順位を下げたが、2013年に初めてフォーブスの世界長者番付にランクインして以来、13年連続で名を連ねています。
Văn phòng Đại diện Cơ quan Xúc tiến Du lịch Nhật Bản tại Việt Nam
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Điện thoại: +84-(0)24-3719-5950
E-mail: vietnam_jnto@jnto.go.jp
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