─[ご関係者各位]──────
JNTOハノイ事務所長の吉田です。
平素より大変お世話になり誠にありがとうございます。
2023年12月20日にJNTO東京本部が発表した最新の訪日外客数によれば、今年の1月から11月までのベトナム人訪日者数は536,800人となり、これまで最多であった2019年の495,051人を上回り、過去最多となりました!「日越外交関係樹立50周年」の記念すべき年に史上初の50万人を突破することができ、スタッフ一同大変嬉しく思っております。関係の皆様にこの場を借りまして御礼申し上げます。
日越関係においては、11月下旬にボー・バン・トゥオン国家主席が訪日して岸田総理大臣と会談を行い、その後に発出された日越共同声明において、両国関係を「アジアと世界の平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」に格上げすることが発表されるとともに、12月にはファム・ミン・チン首相が「日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議」及び関連行事に出席するため日本を訪問されました。
このように日越外交関係樹立50周年の記念すべき一年は最高潮の中でフィナーレを迎えようとしており、私たちJNTOハノイ事務所もこの勢いに乗じて益々精力的に活動してまいります。引き続きご指導のほど、よろしくお願い致します。
最後になりますが、本年一年大変お世話になりました。御元気で良い年をお迎えくださいますことを心よりお祈り申し上げます。来年もどうぞよろしくお願い致します。
JNTOからの最新ニュース
【1】2023年11月訪日外客数(推計値)
ベトナムからの年間訪日者数、過去最高を記録!
JNTOは、2023年12月20日に2023年11月の訪日外客数を発表いたしました。
- 11月全体;2,440,800人、累計2,000万人を超える
- ベトナムからは46,800人。11月として過去最高を記録
11月の訪日外客数は、2019年同月とほぼ同数となる2,440,800人となり、6か月カ月連続で200万人を超えました。具体的には、東南アジアではシンガポール、欧米豪中東地域においては米国等で訪⽇外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となりました。
ベトナムからの訪日外客数は46,800人となり、2019年同月比111.7%(11月として過去最高)となりました。また、2023年1月~11月の訪日ベトナム人数は 536,800 人(2019年比115.6%)となり、これまで最多であった2019年の495,051人を上回り、1カ月前倒しで過去最多となりました!
●JNTOハノイ事務所が発出したプレスリリースはこちら(日本語)
(※クリックするとPDFファイルがダウンロードされます。スマートフォン端末等、うまくダウンロードできない場合は本メール末尾のメールアドレスまで資料請求ください)
【2】「北海道フェスティバル in ハロン」盛大に開催
ベトナム北部クアンニン省ハロン市において「北海道フェスティバル in ハロン」が11月17日から19日の日程で盛大に開催されました。北海道からは鈴木知事をはじめ道内の自治体・企業関係者ら約280名がチャーター便を利用してベトナムを訪れ、北海道の食品や観光を大いにアピールするとともに、ベトナム政府関係者との対談等を通じて、今後の政治・経済・文化等の積極的・継続的な交流を確認しました。
JNTOハノイ事務所は訪日観光PRブースを出展するとともに、吉田所長が「国際文化観光・人材育成シンポジウム」のモデレーターを担い、両国における観光交流促進と人材育成の重要性について有識者とともに議論を行いました。
ベトナム市場 旅行業界ニュース
【1】11月の訪越外国人者数、コロナ禍後、過去最高を記録
2023年11月にベトナムを訪れた外国人の数は123万人となり、コロナ禍後の観光再開以来、過去最高人数を記録しました。1月から11月までの累計では約1,100万人となり、上位の国・地域は韓国(320万人)、中国(150万人)、台湾(758,000人)、米国(658,000人)、日本 (527,000人)、タイ(442,000人)となっています。
【2】東南アジア各国の受入れ外客数(2023年1-9月)
ベトナムに拠点を構えるツーリズムマーケティング会社Outbox Companyが定期的に発表する東南アジア各国の外国人受入れ状況によれば、今年の1月から9月までの間に既に年間目標を達成した国はベトナムとインドネシアとなり、2019年と比較した回復率ではカンボジアがトップとなったようです。これまでのニュースレターでお伝えしましたように、ベトナム政府は年間目標人数を当初の800万人から1,300万人程度まで上方修正しましたが、背景には周辺主要国と比較すると受入れ人数をまだ伸ばすことができるといった考えがあるようです。
大手旅行会社が販売する訪日旅行商品 (一例)
旅行会社が販売する訪日商品例のご紹介です。ベトナムではゴールデンルート商品の販売が主流であるのが実情ですが、関係者様のご尽力等により地方周遊商品も徐々に増えてきました。現在はテト休暇期間(2月中旬)及び桜シーズン商品の販売が盛んになっています。
●【テト期間北海道ツアー】札幌・登別・小樽・旭川・網走(7日間)69,990,000VND (約413,000円)
●【福島チャーター便】福島・栃木・東京・富士・茨城(5日間)35,990,000VND(約212,000円)
●【ベトナム航空チャーター便】鹿児島周遊(6日間)24,900,000VND (約147,000円)
●【テト期間】大阪・京都・神戸・富士・東京・ディズニーランド(6日間)52,999,000VND (約313,000円)
他政府観光局のプロモーション事例
台湾観光局、「Taiwan Tourism Festival」を開催
台湾観光局は、12月9日~10日にホーチミンの大型ショッピングモール「Van Hanh Mall」内において「Taiwan Tourism Festival」を開催しました。本イベントでは、トラベルブロガーによる台湾旅行体験談や人気の台湾スイーツが楽しめるほか、旅行会社からのバウチャー提供や旅行関連グッズプレゼント等が行われたようです。
Facebook&Instagram投稿事例
JNTOハノイ事務所が運営するソーシャルメディアにおける最近の人気投稿例
その他のトピックス
【1】鹿児島県、HIS及びベトナム航空と連携協定締結
鹿児島県は、ベトナム航空及び株式会社HISと、相互の連携を強化し、鹿児島県及びベトナムにおけるインバウンド観光の推進を図り、観光消費拡大を推進することを目的とした連携協定を締結しました。この一つとして、2024年3月に鹿児島-ベトナム間のチャーター便が運航されることとなり、これは2019年10月以来4年5カ月ぶりとなるようです。
【2】「神奈川フェスティバル in Hanoi」開催
毎年恒例の「Kanagawa Festival in Hanoi」がハノイ市中心地のホアンキエム個周辺で今年も開催され(2023年11月18日~19日)多くの来場者を集めました。ベトナム及び日本から多くのアーティストが参加して会場を盛り上げるとともに、黒岩祐治神奈川県知事も積極的に神奈川県のPRを行っていました。
詳細はこちら(Kanagawa Festival Facebookページ)
【3】[JNTO] JETRO,JFOODと連携し、イベント出展
JNTOハノイ事務所は、昨年12月にJNTO東京本部、JETRO、JFOOD間で締結した相互連携に関する覚書の活動の一つとして、2023年11月21日~23日にハノイで開催された「Food&Hotel Hanoi 2023」において訪日観光セミナー及び訪日観光PRブースの出展を行いました。同イベントはBtoBイベントとしてこれまでホーチミンで開催されていましたが、ハノイでの開催は今回が初めてとなり、多くの来場者を集めました(来場者数非公表)。
【4】【JNTO】SNS等におけるベトナム市場向け情報発信素材募集
JNTO ハノイ事務所では、SNS およびウェブサイトにおいて、主に一般消費者に向けて訪日旅行に関する情報を継続的に発信しております。ご好評いただいた夏シーズンに引き続き、冬シーズンにかけても情報発信素材を募集しますので、ぜひ奮ってご応募ください。
Văn phòng Đại diện Cơ quan Xúc tiến Du lịch Nhật Bản tại Việt Nam
Địa chỉ: Phòng 4.09, tầng 4, tòa nhà CornerStone, 16 Phan Chu Trinh, Hoàn Kiếm, Hà Nội, Việt Nam
Điện thoại: +84-(0)24-3719-5950
E-mail: vietnam_jnto@jnto.go.jp
Website: https://www.japan.travel/vi/vn/