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「日本人向けニュースレター」2026年10月号 訪日観光ニュースレター

─[ご関係者様各位]─
 みなさん、こんにちは。
 ハノイは一年で最も過ごしやすい秋を迎えています。
 9月末にベトナム政府より2027年の休暇日程が発表されました。

来年は、テト(旧正月)休暇が2月4日から10日までの7連休、南部解放記念日・メーデーが4月30日から5月3日までの4連休、建国記念日(国慶節)が9月2日から5日までの4連休となるなど、旅行市場にとって追い風となる日並びとなっています。
 ベトナム最大の祝日であるテト休暇では、元日を家族と過ごした後、長期休暇を利用して海外旅行へ出かける人も年々増えています。訪日旅行へのハードルはありますが関心は高いため、来年のテト期間中における訪日需要の拡大に期待したいところです。
 また、JNTOハノイ事務所では、2027年2月26日(金)にホーチミンにてセミナー・商談会を開催いたします。現在参加者を募集しておりますが、応募締切は今週金曜日となっています。貴重な商談機会となりますので、まだお申し込みがお済みでない方はぜひご登録ください。皆様のご参加をお待ちしております。

 お申込はこちら⇒ホーチミン商談会セラー参加者募集
 https://www.jnto.go.jp/news/nf20261002_2.pdf

JNTOハノイ事務所

松本 二実

 

JNTOからの最新ニュース

【1】一般消費者向け地方誘客プロモーションを実施中 Part2 

   先月は、JNTOハノイ事務所が実施している一般消費者向け地方誘客プロモーションのうち、①JNTOベトナム市場向け公式ウェブサイトを活用したキャンペーン、②屋外広告をご紹介しましたが、今月は、③Travelokaと連携した記事広告・キャンペーンについてご紹介します。

   ベトナムでは、訪日旅行は旅行会社を通じて手配されるケースが多い一方、近隣諸国への海外旅行や国内旅行ではOTA(オンライン旅行予約サイト)の利用が広がっています。OTA利用者の多くは旅行を検討している層であることから、訪日旅行への関心喚起に向け、Travelokaと連携したプロモーションを実施しています。(11月末まで)
 具体的には、同社のウェブサイトおよびアプリ内にキャンペーンページを開設し、北海道・中部・中国・九州地方*の観光魅力を紹介するブログ記事も掲載しているほか、同地域の航空券、ホテル、アクティビティに利用できるクーポンを配布しています。また、クーポンやブログ記事への誘導を目的として、FacebookやTikTokにおける広告配信やKOLによる情報発信も実施しています。 

 *今年度ハノイ事務所では、北海道(ゴールデンルートに次いで人気のエリア)および中部・中国・九州地方(ベトナムからの直行便が就航しているエリア)を主な訴求地域としています。 

Traveloka内キャンペーンページはこちら

 

【2】 VJTM&VJMM開催:ベトナム有力バイヤーが来日、地方誘客・新商品造成に向けた商談を実施 

     2026年9月24日(木)~26日(土)に東京で開催されたJNTO主催の国内最大規模のインバウンド商談会「VISIT JAPANトラベル&MICEマート(VJTM&VJMM)」に、ベトナムの旅行会社およびJNTOハノイ事務所の現地職員が参加しました。

 VJTMは、海外の旅行会社と日本各地の観光関連事業者が一堂に会する訪日旅行商談会であり、会場では全国の観光事業者との活発な商談が行われました。

 商談会後に実施されたファムトリップでは、参加者が各地の観光資源や体験型コンテンツへの理解を深め、ベトナム市場向け訪日旅行商品の造成に向けた有意義な機会となりました。参加した現地職員からは、「日本のパートナーとの意見交換を通じてベトナム市場への期待やニーズを知ることができた」「善光寺での参拝や精進料理体験が特に印象に残った」との感想があり、また参加旅行会社からは「新たな知識やアイデアを得ることができ、今後の訪日旅行商品の企画・提案に向けた大きな励みとなった」とのコメントが寄せられました。 

 

【3】 ベトナム旅行会社がFAM TRIPで中部地方の魅力を体験

     JNTOハノイ事務所は、2026年10月7日~10月14日の7日間で、地方誘客の拡大および中部地方の新規訪日商品の造成を目的として、訪日旅行商品に強い旅行会社9社の商品造成担当者を招請し、中部地方の観光地視察を実施しました。

 参加されたベトナム大手旅行会社からは「中部地方はまだベトナムで広く知られていないからこそ大きなチャンスがある。」とのコメントが寄せられました。

 今回の行程の中では定番の伊勢神宮、彦根城、白川郷の人気が高かった他、名古屋城での徳川家康公(おもてなし武将隊)による特別なお出迎えには感嘆の声があがったようです。

 この取り組みを通じて、中部地方の多彩な観光資源を活かした新たな訪日旅行商品の造成を期待しています。

主な訪問地:名古屋城、関刃物ミュージアム、うだつの上がる街並み、宮川朝市、白川郷、兼六園、金沢城公園、芦原温泉湯の街、えちぜん鉄道(芸妓電車)、養浩館庭園、彦根城、伊賀流忍者体験施設万川集海、海女小屋体験、伊勢神宮・おかげ横丁等

 ※写真は名古屋城と伊賀の組みひも体験での様子

 

【4】9月:前年同月⽐5.0%減の310万人 

JNTOは、2026年10月21日に2026年9月の訪日外客数を発表しました。
  ・9月全体: 3,103,700人 

  ・ベトナムからは、45,800人 (2025年同月比:9.2%減)

 9月の訪日外客数は3,103,700人で、前年同月比5.0%減となったものの、韓国、メキシコ、中東地域など7市場で9月として過去最高を記録しました。

 アジア競技大会が愛知県で開催され、選手や関係者による訪日があった一方、中東情勢による航空券価格の上昇に加え、航空便の減便や台風による欠航の影響等もあり、多くの市場で訪日外客数は前年同月を下回りました。

 なお、9月までの累計では昨年に引き続き3,000万人を超えました。

 ベトナムは、45,800人(前年同月比9.2%減)でした。ハノイ~静岡間の新規就(2026年4月)の影響等はあるものの、中東情勢による航空券価格の上昇や訪中旅行の継続的な人気の影響等もあり、訪日外客数は前年同月を下回りました。 

報道発表資料はこちら

 

ベトナム市場 旅行業界ニュース

【1】ベトナム航空、機内食不要の選択サービスを開始

     ベトナム航空は、オンラインチェックイン時に機内食を利用しないことを選択できる新機能「Lotus Green Choice」を開始しました。利用者は出発24時間前から1時間前までのオンラインチェックイン時に機内食の辞退を選択でき、自身の過ごし方に合わせて機内での休息や睡眠を優先できるようになります。同サービスは、利用者一人ひとりのニーズに応じたサービス提供を目的とするとともに、実際の需要に即した機内食の搭載を可能にすることで、食品廃棄の削減にもつながるとしています。ベトナム航空は、環境負荷の軽減に向けた取り組みの一環として本サービスを導入しており、今後も持続可能な航空サービスの実現と利用者満足度の向上を図る方針です。

詳細はこちら

 

【2】ベトジェットエア、機内でスターリンクの高速Wi-Fiを無料提供へ 

    ベトジェットエアは9月、米SpaceX社が提供する衛星通信サービス「スターリンク」との提携を発表し、機内で高速Wi-Fiを無料提供する方針を明らかにしました。ベトジェットブランドの航空便を利用する乗客は、フライト中でもインターネット接続サービスを無料で利用できるようになります。同社によると、まずは120機の航空機にスターリンクを導入し、今後受領する新造機にも順次展開していく計画です。高速かつ低遅延の通信環境により、乗客は機内でも仕事や連絡、動画視聴などを快適に行えるようになるとしています。
   ベトジェットエアは、機内Wi-Fiを一部の利用者向けの付加サービスではなく、多くの利用者が利用できるデジタルインフラとして位置付けており、サービス競争力の向上を図る考えです。

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【3】 ロンタイン国際空港、12月24日運用開始初期は週最大366便運航

    ベトナム南部ドンナイ省で建設が進められているロンタイン国際空港について、運営主体のベトナム空港社(ACV)は、2026年12月24日に運用を開始する方針を明らかにしました。初期運用期間となる2027年3月までの間は、国内線と近距離国際線を中心に、週最大366便の運航を予定しています。第1期運用では、旅客ターミナルの一部を使用し、ベトナム航空とベトジェットエアが中心となって1日20~30便を運航する計画です。また、貨物便については2026年12月24日から国内貨物の取り扱いを開始し、2027年1月からは一部国際貨物の取り扱いも開始する予定です。ACVはその後も段階的に運用規模を拡大し、2027年4月から旅客取扱能力を設計能力の50%まで引き上げるほか、同年10月以降には国内線・国際線ネットワークを本格展開し、設計能力の100%での運用を目指しています。

 

【4】 ベトナム航空、ハノイ~大阪線を週14便に 冬季運航スケジュール

    ベトナム航空は、2026年冬季運航スケジュールを発表し、ハノイ~大阪(関西)線を増便すると明らかにしました。2026年10月26日から大阪発の午後便を週4便で新設し、さらに11月30日からは同便を毎日運航することで、同路線を週14便体制へ拡充します。 今回の増便により、ハノイ経由でヨーロッパやオーストラリア、インド方面へ向かう利用者の乗り継ぎ利便性が向上する見込みです。観光やビジネス、周遊旅行など、多様な渡航需要への対応を図ります。

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大手旅行会社が販売する訪日旅行商品 (一例)

旅行会社が販売する訪日商品の一例です。

ベトナム市場では、引き続き、秋の紅葉シーズンを見据えた訪日旅行商品の販売が継続されており、紅葉の名所を含む商品が豊富に販売されています。旅行会社からのヒアリングによると、人気の紅葉シーズンの予約の申し込みが例年より遅めの傾向にあるようです。

●Hanoi Sky Tours【ハノイ発】

 大阪-京都-中部-富士山-東京  32,900,000 VND~(約197,000円)
名古屋-奈良-大阪-京都-富士山-東京  32,900,000 VND~(約197,000円)
東京-富士山-京都-大阪   35,900,000 VND~(約215,000円)

 

●CAT VIET TRAVEL  【ダナン発】

大阪-京都-中部-富士山-東京    37,890,000 VND~ (約227,000円)

 

他政府観光局等のプロモーション事例

【1】 韓国観光公社、マルチプルエントリービザ支援事業を展開 

 韓国観光公社(KTO)ベトナム支局は、ベトナム国内16社の旅行会社と連携し、最長10年間有効なマルチプルエントリービザ(数次査証)の取得支援事業を実施しています。対象旅行会社を通じてビザ申請を行い、取得に成功した場合には、KTOが1件当たり50万VNDを支援します。ビザ申請に伴う手続き負担の軽減を通じて、訪韓旅行の利便性向上とリピーター需要の拡大を図ります。 

詳細はこちら

 

Facebook&Instagram投稿事例

JNTOハノイ事務所が運営するソーシャルメディアにおける最近の人気投稿例

 前月「いいね」を多く獲得したFacebookおよびInstagram投稿を紹介します。
色鮮やかな美しい彼岸花と里山を走るノスタルジックなローカル線の投稿が高いエンゲージメントを集めました。

  ●八反田公園(愛知県) エンゲージメント数:45,856

投稿はこちら

 

● 小湊鉄道(千葉県) エンゲージメント数:16,565

投稿はこちら

 

その他のトピックス

【1】 日本の在留ベトナム人69.4万人に、特定技能が技能実習を超え最多

日本の出入国在留管理庁が発表した統計によると、2026年6月末時点の在留ベトナム人数は69万3750人となり、過去最多を更新しました。国籍・地域別では中国に次いで2番目に多く、在留外国人全体の16.2%を占めています。在留資格別では、「特定技能」が17万6915人となり、「技能実習」の17万6865人をわずかに上回って最多となりました。特定技能の在留者数は増加を続ける一方、技能実習は減少傾向にあり、ベトナム人材の受入れが新たな制度へ移行しつつあることがうかがえます。また、居住地別では大阪府が7万3072人で初めて愛知県を上回り、在留ベトナム人が最も多い地域となりました。ベトナム人コミュニティは関西圏や首都圏を中心に拡大しており、日本社会や経済を支える重要な人材として存在感を高めています。

 

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